■ヤマハ1971FG1500

この時代のヤマハは弦高が上がって弾ける状態でないものが多いです。

6弦側4.5mm、1弦側3.8mmです。せっかくのハカランダ単板ですが弾ける状態ではないです。

この時代のヤマハの特徴、激しい順ぞり1mm強あります。もちろんロッドは効きません。この時代のヤマハです。

特殊な方法でネックを矯正してトラスロッドを復活させました。
弦無しで逆ぞり1フレット1mmぐらいまでいくようになりました。これで弦を張るとネック真っ直ぐ・・・とまではいかないですが0.5mm程度の順ぞりになっています。
弦高は6弦側3.7mm、1弦側3.4mmとなっています。これでもまだまだ高いですね?
ネックリセットかブリッジ削りを勧めましたが、予算の都合でいったん終了です。
ちなみに、今回のトラスロッド復活作業、ネック矯正で13,000円+税でした。

後日、ブレーシング剥がれがあったため接着です。ぶ〜んという音が消えてハカランダ独特の音に戻りました。