■キラーベース

スケールの少し短い24フレットベースです。奇抜なデザインですが演奏性は最高です。トラスロッドが延々と回り、激しい順ぞりです。

現行のフェンダーのような問題のある埋め木がしてあります。これのおかげでロッドキャップが取れません。

綺麗に取り除くとコロンとキャップが落ちました。このまま入ればいいのですが、なぜかロッド先端が短く入りません。ロッドを入れる溝に大分隙間がありキャップが外れたことによりロッドが潜ってしまったと思われます。

ロッドのエンドはエポキシで固まっています。

スカンクストライプの埋め木を破壊して何とか外しました。

ロッド無しで順ぞり2mm弱、これでは弾けません。

新品のロッドですが珍しいスケールのため、切らなくてはいけません。多分オリジナルも切って加工したと思いますが短くしすぎてましたね?

適切な長さにロッドを切ってネジを新たに切っていきます。

オリジナルより少し長いですね。でも、これが正しいです。

仕込んでスカンク埋め木を作って接着です。

できました。塗装は予算の都合でやりませんでしたが、その分段差の出ないように丁寧に作業してます。

ロッドキャップの穴は最初のような埋め木はしないでラッカーを筆塗りしておきました。キャップのHEX穴も5mmに変更しました。

ロッドが効きます。弦を張って真っ直ぐですね。

くみ上げて完成。ついでにフロントPUも交換です。